あなたは炭酸飲料を飲んだ時に、一口目からしゃっくりが出た事はありませんか?
これは、誰もが1度くらいは経験していると思います。
しかし、炭酸飲料を飲む度に一口目からしゃっくりが出て困っているという方もいらっしゃいます。
一体原因は何なのでしょうか・・・?
そこで今回は、炭酸飲料でしゃっくりが出る原因をご紹介していきます。
そもそもしゃっくりってどうして出るの?
しゃっくりは横隔膜の痙攣が原因です。
横隔膜とは肺の下にある筋肉で、横隔膜やその周辺の神経が刺激される事で痙攣を起こします。
そして、横隔膜が痙攣すると声帯の筋肉が収縮して息の通りが狭くなる為、呼吸する度に「ヒック」という音を発します。
しゃっくりが長引くと苦しく感じるのもその為です。
しかし、基本的には体に無害ですし、時間と共に治まりますので、過剰に心配する必要はないでしょう。
炭酸飲料を飲むとしゃっくりが出る3つの原因とは??
しゃっくりが出る原因は上記でお分かり頂けたと思います。
それでは、炭酸飲料でしゃっくりが出る3つの原因をご紹介していきますね。
(1)胃が拡張する為に起こる
炭酸飲料を飲むと、胃壁が緊張を失って胃が拡張してしまいます。
この胃拡張によりしゃっくりが発生するのです。
胃拡張によるしゃっくりは、炭酸飲料だけでなく、アルコールや急に食事をした際にも発生します。
しかし、一過性のもので短時間で自然に止まりますので、安心して下さいね。
(2)冷たいものを飲んだ為に起こる
炭酸飲料を飲む際は、冷たい状態のものを飲む事が多いと思います。
この冷たさにより横隔膜が刺激され、しゃっくりが発生します。
炭酸飲料を飲んで一口目からしゃっくりが出る場合は、その冷たさに驚いで横隔膜が痙攣してしまうのでしょう。
炭酸飲料を飲む際はゆっくり飲む習慣を付けましょうね。
(3)二酸化炭素により起こる
炭酸飲料には二酸化炭素が多く含まれています。
よって、炭酸飲料を飲むと体内の二酸化炭素量が増加し、脳が酸素不足だと勘違いしてしまいます。
すると、酸素をたくさん取り込もうとしますので、しゃっくりを生じさせるのです。
この3つが、炭酸飲料を飲むとしゃっくりが出る理由です。
炭酸飲料を飲んでしゃっくりが出た際は、温かい飲み物を飲んで横隔膜を落ち着かせましょう。
又、深呼吸や息を止めるのも有効ですよ。
しゃっくりを簡単に止める方法を教えて!
しゃっくりを止める方法には様々な種類がありますね。
効果は人それぞれですので、下記の方法からあなたに合ったしゃっくりの止め方を見つけてみましょう。
*息を止める
*深呼吸する
*唾液を何度も飲み込む
*水を「ゴクリ」と喉を鳴らす様に一気に飲み込む
*少し長めにうがいをする
*横隔膜付近(胸とお腹の間あたり)を抑える
*飛び跳ねる
*くすぐる、又はくすぐってもらう
*お腹から大きな声を出す
*温かい飲み物をすすりながらゆっくり飲む
*腰をひねるストレッチを行う
これらがしゃっくりを止める方法と言われています。
では、特に有効な方法を記載していきますね。
*息を止めて唾液を飲み込む方法
(1)首だけを曲げて、おへそを見る様に下を向く
(2)15~20秒ほど息を止める
(3)息を止めたままで、唾液をゆっくり2回飲み込む
*指を耳に入れる方法
(1)両手の人差し指を、左右の耳に入れる
(2)少し痛みを感じる位の強さで、耳の奥を30~60秒ほど刺激する
いかがですか?
どちらの方法も、とても簡単ですよね。
最後に
今回は、炭酸飲料を飲むとしゃっくりが出る原因や、しゃっくりの止め方をご紹介してきましたがご参考になりましたか?
炭酸飲料を飲む度にしゃっくりが出てしまうのは、とても大変ですよね。
夏の暑い時期でも、炭酸飲料を飲む際は一気に飲むのではなく、ゆっくり飲むように心掛けてみましょう。
又、上記でご紹介したしゃっくりの止め方もご参考にしてみて下さいね。
人によって効果の有無は違ってきますが、きっとあなたに合ったものが見つかると思います。
ぜひ、一度試してみて下さいね!