これから夏がやってくると、ちょっと外を歩くだけでも汗をかくという季節になりますね。
汗をかくということは、一見するとマイナスのイメージもあります。
例えば、“歩いていて肌がべたつく” “脇に汗をかいてシミになってしまう” など・・・。
しかし汗は、出来るだけかいた方が良いというのをご存知ですか?
汗をかくことにはデトックス効果があります。
汗と一緒に老廃物が身体の外に排出されて、体質の改善に繋がるのです。
みなさん、最近は汗をかいていらっしゃいますか?
改めて考えてみると、しばらく汗をかいていないなという方もいるのではないでしょうか。
実は、汗をかかない体質になってしまっている場合があります。
汗をかかない人の特徴というのがあるのです。
簡単なことが原因になっている場合もありますが、恐ろしい病気が潜んでいることもあります。
今回はそんな汗をかかない人の特徴についてご紹介したいと思います。
当てはまるなと思った方はデトックス的にも、ぜひ体質を改善できるように
あなたはどっち?汗っかきor 汗をかかない?!
不意に「汗っかきな方ですか?」と聞かれたら、あなたは何と答えますか?
わたしの場合は、ちょっと運動をすると汗をじんわりとかきます。
最近は、運動不足ということもあって流れるほどの汗をかいてはいないな~という感じなのです。
この場合、自分は汗っかきなのか、汗をかかない方なのか・・・
その区別を自分で判断するのって難しいと感じました。
汗っかきな人というのは、周りから見ても一目で分かります。
ちょっとした動作で汗が噴き出していて、頻繁にハンカチで汗を拭いているようなイメージですね。
反対に、汗をかかない人の特徴はどのようなものがあげられるでしょうか。
自分でも判断できる汗をかかない人の特徴をご紹介します。
・高温多湿なところに居てもじっとりはするけれど汗が流れるほどではない。
・運動をしても、汗が流れるようなことはない。
・夏の強い日差しの中を歩いても汗が流れるほどではない。
どうでしょうか??当てはまる項目はありましたか?
当てはまる項目がある方は、汗をかきにくい人と言えます。
汗をかけない原因とは?
汗をかかない人の特徴に当てはまってしまったという方
その原因としては、
1.筋肉量の低下
2.汗腺の減少
3.身体が冷えている
4.病気に罹患している
などがあげられます。
詳しく説明すると、
1.筋肉量が少なくなると体温が上がりにくく、汗もかきにくくなってしまいます。
2.汗腺というのは、汗を分泌するための器官です。
汗腺の数は幼少期の過ごし方で決まると言われています。
ただ、汗腺自体はその後の生活でも、汗をかかない生活を続けているとその数が減ってしまうのです。
汗を分泌するための器官がなければ、当然汗をかくことはできません。
3.夏のオフィスなどで、クーラーが効きすぎていて、
涼しいを通り越して寒いと感じることはありませんか。
そのような環境に身を置いていると、身体は冷え切ってしまいます。
冷えた身体は、少しでも熱を逃がさないようにしようとして、汗をかかなくなっていきます。
4.汗をかきにくくなる病気もあります。
例えば、腎臓の機能が低下している、自律神経失調症、甲状腺機能低下症などです。
4に関しては、医療機関で専門の先生の意見を聞く必要があります。
汗をかかない人から汗をかく人になるには?
汗をかかない状態が続いていくと身体にはさまざまな悪影響がでてきます。
病気になりやすい、太りやすい、体温調整がうまく出来ない、体臭がきつくなる。
どれも致命的なことではありませんが、できれば避けたいですよね。
汗をかきやすい人になるために、心がけたいポイントがあります。
身体を冷やさない:冷たい飲み物は止めて、温かい飲み物を飲むようにする。
汗をかくことを習慣化する:適度な運動や半身浴でも良いので、毎日行って汗をかくことを習慣付ける。
筋力をつける:筋肉ムキムキになる必要はないのですが、ある程度の筋力は必要です。
筋トレなどを行い、適度な筋肉をつけるようにします。
そうすることで体温も上がりやすくなり身体の冷えからも抜け出せます。
汗をかくことの大切さをご理解いただけたでしょうか。
身体を冷やさないこと、筋肉をつけること、汗をかくこと、この3つは連動しているのですね。
最後に
汗をかかない人の特徴についてご紹介しました。
重大な病気が原因になっていることももちろんあるのですが
自分で努力して、汗をかく体質に変わっていくこともできます。
汗をかかなくても日常生活には支障がない!と軽く捉えるのではなく