Pocket

皆様は乳がん(乳癌)検診に行った事がありますか?

女性にとって乳がん(乳癌)は珍しくない病気で、30代後半で急激に増加して、40代後半でピークを迎えます。

しかし、近年では20代の方にも乳がんの発症率が増加しているのです!

乳がん(乳癌)に蝕まれると、生活が一変するだけでなく、命さえも失ってしまう可能性があります。

又、芸能界でも乳がんと闘われた方・乳がんで亡くなってしまった方のニュースを観る度に、「他人事ではない!」と不安になってしまいますよね・・・。

そこで今回は、乳がん(乳癌)検診での検査方法や費用についてご紹介していきます。

そして、20代・30代・40代以上の方では、費用に違いがあるのかも記載しています。

あなたの為に、あなたのご家族の為に、ぜひ乳がん検診について考えてみて下さい!
スポンサードリンク


乳がん(乳癌)検診にも種類があるの?その検査方法とは!?

乳がんの検査には、主に4つの方法が存在します。

その4種類の特徴や検査の内容等をご紹介していきますね。

*視触診*

視触診とは「視診」「触診」の事です。

視診で、乳房の引きつれ・くぼみ等がないかを確認し、触診では直接乳房に触り、しこりやリンパの腫れがないか確認します。

又、乳頭から血性の分泌物がないかも確認します。

これが視触診の内容です。

*マンモグラフィ検査*

「マンモグラフィ」という検査方法の名前はよく聞きますが、どういった検査なのか詳しく知らないという方も多いと思います。

マンモグラフィ検査とは、乳がんの検査として最初に行う検査で、乳房専用のX線検査装置の事を言います。

乳房を2枚の板ではさんでX線を照射し、しこりになる前の小さな乳がんを発見する事が目的です。

よって、乳がんを早期発見するのに必要な検査なのです。

このX線で撮影された写真では、乳がんがあるとその部分が白く映し出されます。

これがマンモグラフィ検査の内容です。

*超音波検査*

超音波検査は、高い周波数の音波を出す事で、乳房内部を白黒の画像で映し出す事ができる検査です。

この超音波検査は、30代未満の女性に多く使われる検査方法です。

30代未満の女性は、乳腺が発達している為、上記で記載したマンモグラフィ検査を行うと、乳房全体が白く映し出されてしまい、乳がんかどうかの鑑別が付けにくいのです。

しかし、どちらの検査が良いのかは個人差がありますので、マンモグラフィ検査にするか・超音波検査にするかは、医師と相談して決めていきましょう。

*CT・MRI検査*

CTはX線を用いて検査する装置で、MRIは磁場を用いて検査する装置です。

健康体で大きな病気にかかった事がない方でも、名前くらいは聞いた事があると思います。

CTもMRIも、画像上で人体を輪切りにして、乳がん等の腫瘍の正確な位置や大きさを確認する検査なのです。

これがCTやMRIの検査内容です。

乳がん(乳癌)検診の費用は?一体どれくらいかかるの??

「私は乳がんかもしれない・・・」という不安を解消するには、検査を受ける必要があります。

しかし、費用が気になってしまいますね。

ここでは、乳がん検診にかかる費用について記載していきます。

乳がん検診の費用は、「どんな検査を行うか」「個人検診か、自治体検診か」によって変わってきます。

40代以上の女性は、自治体による市区町村の乳がん検診が行われます。

これを利用すると、0円~3,000円前後で検診する事ができるのですよ。

自治体による乳がん検診は、2年に1度のペースで実施されていますので、その機会に乳がん検診を受けましょう!

そして40代未満の女性の場合は、自治体による市区町村での検診での費用をほとんど負担してくれません。

よって、20代・30代の女性は、自己負担になる可能性が高いです。

自己負担で乳がん検診すると、マンモグラフィ検査で5,000円前後、超音波検査で3,500円前後、両方行った場合は10,000前後かかります。

これに、診察代等もプラスされますので、全部で15,000円~20,000円程用意しておくと安心です。

20代の方は高値に感じるかもしれませんが、乳がんの発見が遅れるリスクを考えると、安いと思います!

しかし、自治体や病院によって、費用は多少変わってきますので、検査の前に問い合わせてみると良いでしょう。
スポンサードリンク


乳がん(乳癌)検診に痛みはある?

検査で痛みの有無が気になる方も多いと思います。

何も知らないまま検査するより、知っていた方がいいですよね?

乳がん検診で痛みを伴うのは、マンモグラフィ検査です。

マンモグラフィ検査では、乳房が潰れる程平たくして検査しますので、強い痛みを感じる可能性が高いです。

特に月経前になると乳房が張りますので、痛みが増加する事もあります。

痛みを少しでも減らしたいなら、月経時を避けて検査する事をオススメします。

又、「どうしても痛いのが耐えられない」という方は、医師と相談して超音波検査にしてもらうと良いでしょう。

医師としっかり話し合い、検査方法を決めていきましょうね。

最後に

今回は、乳がん検診の方法・内容・費用等をご紹介してきましたがご参考になりましたか?

乳がんは放っておくと、命さえも奪ってしまう病気です。

早期発見が大切ですので、怖がらずに乳がん検診を受けてみましょう!

1人では不安な場合は、友人やご家族と一緒に検査を受けると良いでしょう。

あなたやあなたのご家族の為にも、ぜひ乳がん検診を受けてみて下さいね。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Pocket