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口の中は、毎日の生活の中でも良く使う体の部位ですよね。

その為、舌には血豆がよくできるのです。

皆さまは、血豆ができる原因や治し方をご存知ですか?

今回は舌によくできる血豆の原因や治し方をご紹介します。

又、舌にできる血豆は癌の可能性もあります。

早期発見の為には舌癌の事をしっかり知っておきましょうね!
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舌にできる血豆とは?

血豆は医学的にいうと「血腫」と言い、その血腫には「良性血腫」「悪性血腫」があります。

最も多いのが、舌を噛んだ時や口の中を切った時にできる、「外傷」による血腫で「口内血豆」や「外傷性血腫」と呼ばれるものです。

又、入れ歯や差し歯が合っていなかったり、尖った歯が舌に当たる事で血豆ができる事もあります。

これを「外圧」と言います。

皆さまが最も聞いた事がある「口内炎」も血豆の原因となります。

舌の炎症を起こしている部分に細菌やウイルスが入り込み悪化する事で血豆ができてしまうのです。

良性血腫は、外傷・外圧・口内炎の3つの原因により起こってしまうのです。

悪性血腫は、つまりです。

血腫が中々治らない場合は、悪性血腫の可能性があります。

又、最初は良性血腫でも、繰り返し同じ場所にダメージを与えてしまう事で悪性血腫になってしまう事もあるのです。

ただの血豆と思わずに、しっかり良性血腫と悪性血腫の事を知りましょうね。

良性血腫の治し方

*外傷による良性血腫の治し方*

外傷による良性血腫を改善するには、口の中の傷を減らす事が肝心です。

よく口の中を噛んでしまう理由は、噛み合せが悪い・胃腸が弱っている・疲労・ストレス等ですので、これらを改善し舌を噛んでしまう事自体を避けましょう。

*外圧による良性血腫の治し方*

外圧によってできた良性血腫は、入れ歯や差し歯が合っていない為や、尖った歯が舌を刺激している為にできます。

よって改善するには、歯科医に相談し治療していきましょう。

*口内炎による良性血腫の治し方*

口内炎はビタミンB群、特にビタミンB2とB6が不足している為にできてしまいます。

バランスの良い食生活を心掛け、足りない栄養分はサプリメント等で補いましょう。

又、歯磨きが不十分だったり、歯周病がある事でも口内炎は発症します。

口内環境を整え、口の中を清潔に保ちましょう。

基本的に、良性血腫は数日~1週間程で自然治癒しますので心配はいりません。

繰り返し同じ場所に良性血腫ができるのなら、上記の改善方法を行って下さいね。
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悪性血腫とは?

先程もご説明しましたが、悪性血腫とはの事で、舌にできる悪性血腫は「舌癌(ぜつがん)」と言います。

口に中にできる癌の約55%は舌癌です。

舌癌は舌の側面に固いしこりができるのが特徴で、舌の表面や真ん中にできる事はごく稀です。

悪性血腫の症状をご紹介しますので、気になっている方はチェックしてみて下さい。

・血腫が2週間以上治らない

・血腫の表面が他よりも赤又は白くなっている

・しびれや麻痺がある

・味覚が鈍っている

・出血が見られる

・舌を動かすのが困難になってきた

・血腫に触れると痛みがある

これらの症状がある場合は、早めに歯科や耳鼻咽喉科に相談しましょう。

舌癌は自覚症状が出にくいので、ご自身で鏡を見ながらチェックしたり、歯科で定期健診する事がお勧めです。

早期発見が命を救いますので、異変があったらすぐに専門家に診てもらいましょう。

最後に

今回は、舌によくできる血豆の原因や治し方についてご紹介してきましたがご参考になりましたか?

良性血腫は基本的に自然治癒で問題ありませんが、痛みが酷く食事ができない場合は、ドラッグストア等で販売している塗り薬を使ってみると良いでしょう。

悪性血腫は考えるだけでも怖いですが、異変を感じたらすぐに医療機関で受診しましょう。

1日でも早く治療に着手する事が大切ですよ。

ただの血豆と思わず、ご自身の体の異変と向き合いましょうね。

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