ニュースや新聞等でよく見聞きする「猛暑日」という言葉。
地球温暖化の影響か、近年では特に使用されるようになりましたよね。
この言葉を聞くと「凄く暑い日」というイメージは浮かびますが、実際は猛暑日って何度からの事を指すのか分からないという方も多いでしょう。
また、「この暑さいつまで続くの~!?」と、すでにバテ気味の方も多くいらっしゃると思います。
そこで今回は、猛暑日って何度からを指すのか、2018年はいつまで続くのかについてご紹介していきます。
また、熱中症にかからないようにする対策方法についても記載しています。
猛暑日って何度から?
2007年4月1日、気象庁による予報用語の改正で制定された内容によると、猛暑日とは「最高気温が35度以上の日」の事を指します。
そして、予報用語には猛暑日の他に、「夏日」と「真夏日」もありますので、この用語についても触れておきますね。
夏日というのは「最高気温が25度以上の日」の事を指し、真夏日というのは「最高気温が30度以上の日」の事を意味するのですよ。
上記が「猛暑日」「夏日」「真夏日」の示す気温です。
ですが、今年は新たな用語が出現しているのをご存じですか?
その用語というのが「スーパー猛暑日」!
これは「気温が37度を超える状態を指す用語」として、メディアを中心に使用され、最近では気象庁で使われる事もあるそうです。
それ程、今年は暑い日が続くという事ですね・・・。
暑さは心身を疲労させますが、下記で記載する対策法をご参考に、スーパー猛暑日を乗り切りましょう!
今年の猛暑日はいつまで続くの?
今年は、太平洋高気圧とチベット高気圧の張り出しが強くなり、上空で2つの高気圧が重なる「ダブル高気圧」の年です。
その影響で日本列島が勢力の強い高気圧に覆われるため、全国的に気温が「平年よりやや高い~高い」と予測されています。
つまり、猛暑日が続くという事ですね。
では、この暑さはいつまで続くのでしょう?
実は、今年の猛暑日にはピークが2回あり、「今~7月いっぱい」と「8月下旬~9月上旬」と予測されています。
ですので、今年は秋を感じられるのが遅くなりそうですね。
猛暑は私たちにとってとても厳しいものですが、元気に乗り切りましょうね!
猛暑日には要注意!十分な熱中症対策をしよう!!
*こまめに水分補給する*
熱中症対策で大切なのは、喉が渇いたなと感じる前に水分補給する事です。
水分補給は水でも構いませんが、塩分や糖分が含まれるスポーツドリンクの方がオススメです。
塩分や糖分を含む飲み物には、水分の吸収を促す効果がありますし、汗で失われた塩分も補給できますので一石二鳥ですよ。
屋外でも屋内でも、夏場はこまめな水分補給を忘れないで下さいね!
*室内を涼しくする*
総務省消防庁は、7月16日~22日の間に熱中症の症状で救急搬送された人数が2008年以降最多となったと発表しました。
その数は全国で22,647人との事・・・。
非常に多いですよね。
さらに、救急搬送された方の内、住居からの搬送が41.8%をも占めています。
つまり、屋外でも屋内でも関係なく熱中症を起こしてしまうのです。
ですので、「屋内だから大丈夫」「このくらいの熱さなら冷房はいらない」と我慢せず、扇風機・サーキュレーター・エアコン等を用いて室内を快適な気温に保つよう心掛けましょう。
*冷却グッズを利用する*
冷却シート・氷枕・スカーフ・冷感寝具・冷感衣類等のグッズは、熱中症対策にもってこいです。
近年では、コンビニやドラッグストア等でも冷却グッズが販売されていますので、猛暑日にはぜひ取り入れてみてください。
体を冷やす際は、首元・脇・足の付け根等の太い血管が通る場所を冷やすと効率よく涼めますよ。
また、冷却グッズではありませんが、外出の際は帽子をかぶったり、日傘を差したりする事も熱中症対策に繋がります。
最後に
今回は、猛暑日とは何度の事をいうのか、今年の猛暑日はいつまで続くのかについてご紹介してきましたが、ご参考になりましたか?
今年はダブル高気圧の影響で、全国的に見ても35度以上の猛暑日が9月上旬まで続くと予測されています。
ですので、暑さに弱い方は、夏バテや熱中症に十分注意してくださいね。
また、屋外にいても屋内にいても、上記で記載した熱中症対策を取り入れて、きちんと予防しましょう。
上記以外にも、「バランスのとれた食事を摂取する事」や「十分に睡眠をとる事」といった生活習慣が熱中症対策に繋がります。
猛暑日はまだまだ続きますが、適切な対策をとって元気に夏を乗り切りましょう!