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この季節になると日本人なら誰しも、「こたつにみかん」を思い浮かべますよね。

しかし、みかんをたくさん買ってしまうと傷がついていたものからカビが発生して、全てのみかんが傷んでしまった!という悲劇が発生してしまいます。

意外と長持ちせず、保存方法にお困りの方も多いのではないでしょうか?

わが家では常温で放置していますが、冷蔵庫や冷凍庫で保存するといいという話も耳にします。

お値段もお手ごろでビタミンが豊富に含まれるみかん、長持ちさせる保存方法はあるのでしょうか?
また最適な保存場所は、冷蔵庫?冷凍庫?

今回は冬を代表する柑橘類である「みかん」について調べてみることにしました!
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冷蔵?冷凍?おすすめなのは?


どんな食材でもそうですが、傷んでいるものを一緒においておくとカビや傷みが広がりやすくなります。

それは、みかんも同じ!
みかんを箱買いしたときは、特に要注意です。

・常温保存の方法
少し手間ではありますが、一度全てのみかんを箱から出し、傷んでいるものとつぶされてしまったものを取り出しましょう。

それ以外のみかんは、ヘタを下に向けて箱に戻します!
最後に、カビ防止で箱のふたは閉めず、新聞紙をかけて乾燥を防ぐようにすると完璧です!

ネットや袋に入ったみかんも、ヘタを下にして置いておくのをおすすめします。

保存はご家庭にある「ざる」や「かご」を活用してください。
通気性も期待できるのでカビの発生を遅らせることができます。

ちなみに、ヘタの周辺は皮が厚くなっているため、傷みを緩和できるようです。

常温保存の注意点は以上になりますが、こまめに様子を見て傷んでいるものから食べるようにしましょう。

・冷蔵庫を活用するときの保存方法
みかんの保存適温は5~10°です。

わが家では、陽当たりのよいリビングに置いていますが、これはNGです!
風通しの良い冷温暗所に置くようにしましょう。

また、長期保存したい場合は冷蔵庫の活用をおすすめします!
冷蔵室は2~3週間、冷凍室では1~3か月程度を目安においしくいただけます。

冷蔵室で保存するときは、みかんを皮ごと新聞紙に包んでおくと、水分が飛ばずパサパサになるのを防げます。

冷凍室に入れる際は、皮をむき、軽く水洗いした後にラップに包みましょう。

ひと手間加えておくことで、時間がたってもおいしくいただけるので、ぜひ試してみてください!
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みかんは医者いらず?うれしい効果!

みなさんご存知のように、みかんにはビタミンが豊富に含まれています。

ほかの果物に比べても水分量が高く、乾燥して風邪が流行する冬には最適の食べ物なのです。

また、風邪などで体調を崩すと「痰」がのどに絡んで息苦しくなりますよね。

男性で自由自在に痰を出せる方もいますが…私はうまく出せません。
病院に行って「痰切り」のお薬を処方してもらって、なんとか改善させています。

食べ物で改善できないものかと調べてみたところ、「みかん」がのどと痰にも効果があることがわかりました。

東洋医学では、みかんの皮を乾燥させた「陳皮(ちんぴ)」を漢方薬で用いています。

小さいお子さんがいるご家庭では、おやつをみかんにして風邪予防と水分補給を励行してみるのもいいですね!

そして、甘皮についていて食べる際に取ってしまう方が多い、白いスジ。

実はあれ、維管束(いかんそく)というもの。
根から吸い上げた養分と水分を果実に確実に届けるための大切な器官なのです。

ついつい取ってしまいますが、食物繊維が豊富に含まれます。
また、高血圧や中性脂肪に効果が期待されるビタミンPも含まれます。

もちろん、みかんの果実にも栄養がたくさんあります!
ビタミンにはお肌の健康だけでなく、鉄分の吸収を補助し貧血の予防もできますし、βクリプトキサンチンという骨粗鬆症予防や、発がん抑制効果がある成分も含まれます。

お薬にも使われて風邪の予防にもなり、便秘などの日頃の悩みを解消できるなんて、本当に「医者いらず」ですね!

さいごに


「こたつにみかん」というと、日本の冬の風物詩ですが、日本人の知恵が詰まっているのだと思いました。

栄養豊富な上、お手ごろ価格で手に入るみかん。
おいしくいただいて、家族みんなで健康に過ごしたいですね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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