皆様は、自宅で一人になった時や夜中に冷蔵庫のうるさい音が気になった事はありませんか?
あまりに音が酷いと故障を疑ってしまいますよね。
そこで今回は、冷蔵庫がうるさい原因と、その対策をご紹介していきます。
冷蔵庫の設置場所が音の原因?!対策もご紹介!!
冷蔵庫の設置場所が音の原因となっている事が良くあります。
冷蔵庫の4つの脚がきちんと安定していない事で、冷蔵庫の振動により音がなってしまいます。
冷蔵庫本体がガタガタしていると感じるのなら、脚の長さを調節しぐらつきを抑えましょう。
脚の長さを調節できない場合は、折りたたんだ紙や段ボールを差し込んで冷蔵庫を安定させると改善します。
それでも改善しないなら、防振ゴムを使ってみましょう。
脚の下に敷く事で冷蔵庫の振動を抑える事ができますよ。
冷蔵庫の側面や裏面が、壁等に当たっている事でもうるさい音が発生します。
又、冷蔵庫の側面や裏面と壁の間に異物が挟まっている場合も音の原因となりますよ。
この場合は、冷蔵庫を壁や家具から離して設置する様にしましょう。
異物の確認はし辛いと思いますが、ライト等を使ってしっかりチェックしてみて下さい。
そして冷蔵庫裏面と壁の間に空間を空けておく事も肝心です。
裏面と壁に空間がないと、熱がこもり冷却機能が低下します。
すると冷却に欠かせない部品であるコンプレッサーの作動回数が多くなります。
このコンプレッサーの作動時の振動が音の原因となるのです。
空気の通りを良くする為に冷蔵庫裏面と壁は離して設置し、冷却効果を高めましょう。
冷蔵庫周囲は7㎝程空けておく事がお勧めです。
冷却効果が高まる事で節電にも繋がりますよ!
冷蔵庫のうるささが気になる場合は、上記の事をまず試してみましょう。
コンプレッサーの劣化も冷蔵庫がうるさくなる原因です!
上記でも記載したコンプレッサーですが、この部品の劣化も音の原因となるのです。
コンプレッサーとは圧縮機の事で、冷媒を循環させるポンプの役割をしている部品です。
冷蔵庫の心臓と思って頂くといいでしょう。
コンプレッサーが劣化し機能低下を起こす事で、冷蔵庫内の温度を一定に保とうと過剰に作動してしまいます。
よって、冷蔵庫がうるさくなってしまうのです。
コンプレッサーは冷蔵庫内部にありますので、修理が難しいです。
メーカーにもよりますが、30,000円~80,000円程の修理費がかかる事を覚えておいて下さい。
冷蔵庫の底板もチェックが必要です!
冷蔵庫の下の方から音がなっている場合は、冷蔵庫の底板が原因の可能性があります。
冷蔵庫の底板を固定しているネジが緩み底板が不安定になっていると、冷蔵庫の振動に合わせて音がなってしまうのです。
又、底板の上に小さな部品や異物が乗っている場合も、冷蔵庫の振動の影響で音がなりますよ。
冷蔵庫の底板のどこかを持ち上げて支える事で音が止まるなら、その部分にタオル等を挟んで底板を固定しましょう。
その後、メーカーに問い合わせて修理してもらう様にしましょう。
サーモスタットの故障も音の原因です!
サーモスタット(自動温度検知器)は冷蔵庫内の温度を検知し、冷却を抑制する働きをしています。
このサーモスタットに異常がある事で、冷蔵庫内を冷やそうと運転し続けてしまう為、音がなりやまなくなるのです。
サーモスタットの故障は、冷蔵庫の保証書や説明書に記載されているサポートセンターに修理を依頼しましょう。
1万円程で修理は可能ですよ。
冷蔵庫の冷却機能が過剰になる事で、電気代も高くなってしまいますので、早めの修理をお勧めします。
最後に
今回は、冷蔵庫のうるさい音の原因と対策をご紹介してきましたがご参考になりましたか?
冷蔵庫は普段の生活に欠かせないアイテムですので、音がうるさいと故障を疑ってしまいますね。
しかし、音の原因の全てが故障のせいではありませんので、直せる場合はぜひ今回ご紹介した事を試してみて下さい。
又、修理が必要なら、可能な内に修理しておく事をお勧めします。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。