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あさりが美味しい季節ですね。

だんだんと気候も良くなってきて、潮干狩りに行くのも楽しいですよね!

あさりの旬は時期は、2月~4月と言われています。

あさりは春に出産を控えているので、出産の前は身が肥えてプリプリしています!

潮干狩りに行くのは楽しいですが、持ち帰って家庭で食べるときには、砂抜きが面倒だと感じることはありませんか?

砂抜きに失敗しないためには時間もかかりますし、

塩水の濃度は何%だったけ?!と毎回検索してしまいますよね。

砂抜きに失敗してしまう原因は、塩分濃度の他にもあるのでしょうか?

あさりの砂抜き・・・原因もいまいち分からないので、余計に面倒だと感じてしまうのかもしれませんね。

そんなあさりの砂抜きの面倒なイメージを払拭する朗報をお伝えします!

砂抜きの正しい方法をおさらいして、失敗の原因を究明していきます!
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砂抜きの時の塩分濃度は??

あさりの砂抜きをするときの塩分の濃度は、諸説ありますが3%~3.5%にすると良いです。

実際の分量に換算すると、

≪水:塩の割合≫

500ml:15g~17.5g(大さじ・・・軽く1杯)

1L:30g~35g(大さじ・・・軽く2杯)

※大さじ1杯で精製塩を軽量すると、18gになります!

まずは、水と塩の割合を間違えなければ、失敗の原因も一つなくなります。

砂抜きというのは、あさりが海水と一緒に食べてしまった砂を吐かせるという作業です。

なので、塩分の濃度は海水と同じくらいにするのがベストです。

潮干狩りに行ったときには、海水の辛さをちょっと確認しておいて、

潮干狩りの時と同じくらいの塩分!と覚えておきましょう。

どんな容器で砂抜きするの??

砂抜きをするときには、どのくらいの深さの塩水にあさりを浸ければ良いのでしょうか?

一番良い砂抜きの深さは、あさりが少し塩水から出ているくらい!です。

バットなどにあさりが重ならないように広げましょう。

ボウルなどで砂抜きをするとあさりが重なってしまいます

下の方のあさりは、砂が吐けなくなってしまうので要注意です。

また使うバットは、網付きのものにすると一度吐いた砂をまた飲んでしまう心配がなくなります。

網付きのバットがないという場合には、食器の水切り籠を良く洗って代用することもできます。

砂抜き・・・その他に気を付けるべきポイント

砂抜きをするときには、塩分の濃度、塩水の量などのほかにも気を付けるべきポイントがいくつかあります。

ポイントその1

暗いところの方が、良く砂を吐く!

砂抜きをするときは、あさりに光が当たらないようにしてあげましょう。

バットに入れたあさりの上に新聞紙などで蓋をしてあげると良いです。

ポイントその2

砂抜きのときには、あさりを冷やさない!

あさりは砂抜きをするときには、まだ生きています。

なので、元々生まれ育った環境=“海水”と同じ環境にしてあげることが大切です。

海水の温度は20℃前後なので、砂抜きをするときには冷蔵庫には入れず、常温に置いてあげましょう。

ポイントその3

スーパーで購入したあさり・・・砂抜きの時間はだいたい1~2時間!。

潮干狩りのあさりであれば、3時間も浸けておくと十分に砂抜きができます。

半日浸けておくという方もいるようですが、

あさりの様子を見て、良く砂を吐いているのが確認できたら早めに切り上げても大丈夫です。

ポイントその4

砂抜きが終わったら、続けて塩抜き!

砂抜きをして、あさりの砂をきれいに吐かせたあとは、塩抜きを行いましょう。

塩水から上げて1時間ほど放置すると、あさりが塩水を吐き出します。

この塩抜きを行うことで、調理したときに塩辛い!ということがなくなります。

塩水を吐き出すときにも吐き出した塩水で部屋が汚れないように、新聞紙などで周りを覆うようにしてください。

ポイントその5

全部の工程が終わったら、良く洗う!

あさりの殻の表面には泥汚れがついています。

調理するときは殻のまま使うことが多いので、水道水であさり同士を擦るようにして良く洗います。
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超時短の裏技+うま味アップの裏技!!!

ここまで、あさりの砂抜きと塩抜きの方法を整理してきました。

ご紹介したポイントを覚えておけば、砂抜きに失敗してしまうこともなくなると思います。

ただ、それでも時間がかかって調理するのが大変だと感じる方は、

50℃のお湯を使った裏技をお試しください!

≪50℃のお湯であさりの砂抜きをする方法≫

◆ 50℃のお湯を準備します。

 (沸騰したお湯と、同量の水を混ぜると50℃のお湯ができます)

◆ あさりを入れて、あさり同士を擦り合わせます。

◆ すぐに砂を吐き始めるので、5分~15分ほど放置すると砂抜きが完了です。

ビックリするほど砂を吐きだすので、

お湯が汚れてきたと思ったら新しいお湯と交換してください。

こんなに簡単に?!と不思議なくらいですよね!

この方法で砂抜きをすると時短になるだけではなく、あさりの身もふっくらと出来上がります。

次に、うま味アップの裏技をご紹介します。

砂抜きをするときに、はちみつを少しだけ足してみましょう!

こちらもビックリするほどうま味がアップします!

最後に

あさりの砂抜きの方法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

砂抜きが面倒だなという意識が変わったと思って頂けると幸いです。

また、今まで砂抜きに失敗していたという方は、その原因も解明できたでしょうか?

みなさんもぜひ簡単な方法でも、基本の方法でも試してみて

あさりの味の違いを比べてみてください!

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