世界一可愛くて、大切な自分の子供は、お父さん・お母さんの事を癒してくれますよね!
しかし!!子育ては大変な事ばかりで、ストレスが溜まる事もたくさんあります。
その一つとして挙げられるのは、夜泣きではないでしょうか?
実は、お父さん・お母さんを悩ませる夜泣きは、乳児期(生後1歳未満)だけではなく、幼児期(1歳以上~6歳未満)にも表れるのです。
今回は、1歳半~2歳前後の子供に表れる夜泣きの原因と対策をまとめました。
この時期の夜泣きは、乳児期の夜泣きと原因が少し違ってきますので、しっかり勉強しておきましょう。
日常生活に潜む夜泣きの原因と対策とは?
生活リズムの乱れ
毎日の起床時間や就寝時間が違っていると、子供の生活リズムは乱れてしまいます。
又、ご両親が遅くまで起きていたり、徹夜していても、かすかな物音や光で子供はぐっすり眠れなくなってしまいます。
起床時間・食事の時間・お昼寝の時間・就寝時間を決めてしまい、正しい生活リズムに整えてあげましょうね。
脳が興奮状態にある
子供は新しい経験をすると、寝ている間に脳が情報処理を行います。
日中に起こった出来事の刺激が強かった為に、夜泣きをする事もあります。
夜にぐっすり眠れる様に日中は良く遊ばせるのは正しい事ですが、就寝前だけは刺激の強い遊びは控え、絵本を読んであげたり、リラックスできる音楽を聞かせる様にしましょう。
しかし、映像は脳に対して刺激が強いので、避ける様にしましょうね。
体が小さい・未熟な為に起こる夜泣きの原因と対策とは?
脳の未発達
1歳半~2歳前後は、まだ脳の前頭葉が未発達です。
この時期の子供は眠りが浅い時間が長いですので、半分寝ていて、半分起きている状態の為に夜泣きしてしまいます。
こちらは、乳児の夜泣きの原因と同じですね。
子供が入眠しやすいように、毎日同じ入眠儀式で寝かしつけを行いましょう。
空腹やのどの渇き
1歳半~2歳前後では、まだ胃も小さい為、多くの食事を摂る事ができません。
朝・昼・晩としっかり食事を摂ったとしても、夜中にお腹が空いてしまう為、夜泣きしてしまいます。
又、夏場はのども渇きやすいので、泣いてしまう子供も多いです。
就寝の少し前や入用後に、フルーツを少量食べさせると、空腹やのどの渇きが軽減されますよ。
体の不快感や体調不良による夜泣きの原因と対策とは?
体調不良
熱やのどの痛み、鼻づまり等の、体の不調が原因でも夜泣きはします。
熱や鼻水が出る場合、中耳炎や副鼻腔炎の可能性がありますし、腹痛や嘔吐がある場合、腸動積やウイルス性胃腸炎の可能性もあります。
睡眠障害
睡眠中に激しい恐怖を感じ、泣き叫んでいる夜泣きは、夜驚症という睡眠障害が原因の可能性があります。
夜驚症は、深く眠っていたのに突然起きる・心拍数や呼吸が乱れている等の症状が表れます。
しかし、夜驚症自体が体に悪影響を及ぼす事はありませんので、自然と治まるのを待つ場合が多いです。
どうしても気になる場合は、日常生活の中で子供が恐怖を感じている対象を突き止め、「〇〇は怖いものじゃないよ」と優しく説明してあげましょう。
そうする事で、子供の恐怖心は薄れ、夜驚症は軽減されます。
又、夜驚症ではなく、怖い夢を見て起きてしまい、寝る前と現在の環境が変わっている事に不安を感じ泣いている場合もあります。
例えば、寝る前は明るい部屋で隣にお母さんがいたのに、起きた時は部屋が暗くお母さんもいない等の変化があると、子供は不安を感じ泣き出してしまいます。
この場合は、不安がっている子供を安心させ、眠るまで側にいてあげる事が良いでしょう。
温度による不快感
寝ている間に暑かったり、寒かったりする事により、夜泣きする事もあります。
寝汗をかいていないか?手のひらや足が冷たくなっていないか?をチェックし、部屋の温度や湿度を調節してあげましょう。
歯の生えはじめ
歯が生えはじめると歯茎がムズムズして不快感が出てきます。
よだれの増加・布やおもちゃを噛む・微熱がある等の変化が表れますので、まだ歯が見えない状態でも分かると思います。
その際は、ムズムズを解消してあげる為に歯固めを持たせたり、ゴム製の歯ブラシでブラッシングしてあげると良いでしょう。
最後に
今回は1歳半~2歳前後の子供に起こる夜泣きの原因と対策をご紹介してきましたがご参考になりましたか?
子供の夜泣きが続くと、お父さん・お母さんにとって大きな負担がかかってしまいます。
夜泣きによるご両親の体調不良や寝不足により、我が子でもイライラしてしまいますよね。
そんな場合は、ご夫婦で交代に子供を見たり、日中におじいちゃん・おばあちゃんに手助けしてもらう等の対策を取るのも良いと思います。
子供が一番な気持ちは分かりますが、ご両親が倒れてしまう方が子供に寂しい思いをさせてしまいますよ!
そうならない為にも、子供に合った入眠儀式や夜泣き対策をしストレスを軽減していきましょうね。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。