「今日、食べる為に買ったのに、まだ熟していない固いアボカドを選んでしまった・・・」
「保管していたアボカドを早く食べたいのに、なかなか熟さない」
このような経験はありませんか?
アボカドには素晴らしい栄養価がありますので、普段の食事に取り入れている方は多いと思います。
しかし、時には間違って固いアボカドを選んでしまう事もあるでしょう。
そこで今回は、固いアボカドを柔らかくする方法をご紹介していきます。
この記事で記載しているアボカドを柔らかくする方法は、どれも簡単なものばかりですので、誰でも実践する事ができますよ!
又、固いアボカドと柔らかいアボカドでは、栄養価の違いはあるのかという点も記載しています。
効率的にアボカドの栄養を摂取したい方は、ぜひ最後までご覧下さいね!
固いアボカドを柔らかくする方法とは!?オススメの方法4選
*レンジで温める*
アボカドを半分に切った際、「まだ固いな」と思った時に使える方法です。
半分に切った実の断面を下にして耐熱皿にのせ、ラップをせずに1分程(600W)加熱して完了です。
レンジのメーカーによって加熱時間は変わってきますので、様子を見ながら温めて下さい。
たったこれだけで、アボカドの食感が完熟に近づきますよ。
しかし、普通に完熟したアボカドよりも味が劣る場合がありますので、味重視の方は下記で記載する追熟方法を試してみて下さいね!
*転がす*
皮付きのアボカドを、テーブルやまな板の上で転がすだけの方法です。
軽く力を加え、アボカドをコロコロと転がしている内に、「ふっ」と柔らかくなる感触がしたら食べごろですよ。
アボカドを転がすだけで、他に必要なアイテムはありませんので、とてもオススメです。
*リンゴと一緒に保管する*
リンゴとアボカドを同じビニール袋やジップロックに入れて保管するだけで、普通に保管するよりも早く追熟させる事ができます。
これはリンゴの「エチレンガス」による効果です。
リンゴだけでなく、バナナ・キウイ・メロン等でも同じ効果が得られますよ。
*新聞紙で包んで保管する*
実はアボカドもリンゴやバナナと同じで、エチレンガスを生成し熟成を進める果物です。
よってアボカドから発生するエチレンガスを、新聞紙で閉じ込めてあげる事で追熟を促せるのです。
固めのアボカドを間違って購入してしまった際は、新聞紙でアボカドを包んで保管すると良いでしょう。
又、アルミホイルで包む方法でも同じ効果が得られますので、新聞紙がご家庭にない時は、アルミホイルを使ってみて下さいね。
未熟なアボカドと完熟したアボカドでは栄養価は変わってくるの?
結論から言いますと、未熟なアボカドも完熟したアボカドも栄養価に変わりはありません!
しかし、熟したアボカドはデンプンが糖に変化していますので、完熟アボカドの方が吸収率が良いと言えます。
その為、アボカドの栄養を全てきちんと取り入れたいという方は、未熟のものよりも完熟のものを摂取する事をオススメします。
それではここで、アボカドにはどんな栄養が含まれているのかを記載しておきますね!
・脂質 ・ビタミンB1 ・ビタミンB2 ・ビタミンB6 ・ビタミンE ・パントテン酸 ・亜鉛 ・タンパク質 ・食物繊維 ・ナトリウム ・カリウム ・マグネシウム ・リン ・鉄分 ・銅 ・ナイアシン 等
このような栄養が含まれているのですよ!
まさに最強の果物と言っても過言ではないですよね。
そしてアボカドの効果もご紹介しておきます。
・コレステロール値の低下 ・動脈硬化予防 ・心筋梗塞予防 ・脳梗塞予防 ・高血圧の改善 ・老化防止 ・美肌効果 ・免疫力向上 ・体脂肪率の低下 ・ガン予防 ・整腸作用 等
こんなにたくさんの効果を期待できるのです。
もちろん体に良いからと言って食べ過ぎるのはよくありません。
しかし、生活習慣病の改善や美容目的で摂取したい方は、1日1~2個を目安に摂取して下さいね。
適量を取り入れ、アボカドの効果を実感してみましょう!
最後に
今回は、固いアボカドを柔らかくする方法についてご紹介してきましたが、ご参考になりましたか?
「森のバター」と言われる程、栄養価の高いアボカドですので、積極的に取り入れている方はたくさんいらっしゃると思います。
しかし、時にはあまり熟していないアボカドを購入してしまう事もありますよね・・・。
そんな時は、レンジ・他の果物・新聞紙・アルミホイル・ジップロック等を利用して、アボカドの追熟を促してあげましょう!
因みに「皮全体の色が黒く、ヘタの部分を押すと凹むアボカド」が完熟しているものですので、購入の際のご参考にして下さいね!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。