皆さまは「胃に優しい物」「消化の良い物」と聞くと何を想像しますか?
おそらくお粥やうどんと答える方が多いと思います。
しかし、うどんと同じ麺類であるラーメンやパスタ等の麺類はうどんと比較し消化に悪いのでしょうか・・・?
今回は、消化に良い麺類はあるのか、又ラーメンやパスタは胃に優しいのかをご紹介します。
ラーメンやパスタ以外の麺類とも比較していますので、ぜひ最後までご覧下さい。
ラーメンは避けた方が良い?
ラーメンには小麦粉以外にも油を使って製麺していますので、消化に良いとは言えないでしょう。
汁も油が多く、味が濃い為胃もたれの原因になります。
その上、チャーシューやメンマ等の具材も消化に時間がかかってしまいます。
よって胃が弱っている時は避ける様にしましょう。
又、カップラーメンは非常に消化が遅く、胃にかかる負担が大きいです。
食べる際は体調が良い時のみにしましょう。
パスタは調理法をアレンジして!
パスタはパスタ自体が消化に悪いわけではありません。
しかし油やバター等を使う事が多い為、消化が悪くなってしまうのです。
どうしてもパスタが食べたい時は、自宅で調理する事をお勧めします。
まずパスタの茹で時間は長くし、柔らかくする様にしましょう。
味付けには油やニンニクを使わず、コンソメや鶏がら、塩等を使って味付けしましょう。
豆乳や牛乳をベースにスープパスタを作っても美味しく頂けますね!
パスタを食べたくなった時は、胃に優しい調理法を試して下さいね。
蕎麦も消化が良い?
蕎麦も比較的消化の良い食べ物です。
蕎麦の材料に使われている蕎麦粉は消化吸収が良く、胃もたれしにくいのです。
しかし蕎麦は製麺の際に、小麦粉や山芋で蕎麦を千切れにくくする「つなぎ」を行っている物が多いです。
又、蕎麦に風味や食感を出す為に、他の材料が使われている事もあります。
よって消化の良し悪しは蕎麦によって変わってくるのです。
蕎麦をより消化しやすくするには、良く茹でましょうね。
そして体調不良の際は温める事が最優先ですので、ざるそば等の冷たい食べ物は避けましょう。
そうめんは食べ方に注意?!
そうめんも消化に悪くありませんが、製麺の際に油を使用していますので消化は遅い方です。
又、細くスルスルと食べる事ができますので、良く噛まずに食べてしまいがちです。
そうめんを食べる際はしっかり噛むように心掛けて下さい。
良く茹で柔らかくする事も忘れないで下さいね。
やっぱりうどんがベスト!!
体調不良の際、うどんを食べる事が当たり前という方も多いと思います。
それ程うどんは消化に優れています。
まず、うどんの主成分である炭水化物は消化が早いです。
さらに小麦粉に含まれているグルテンがデンプンを包み込む為、消化酵素が体に取り込まれやすく消化を促進してくれるのです。
そんなうどんの消化をさらに良くするには、うどんの茹で時間や具材にも注意が必要です。
どんな麺類も同じですが、茹でる際は舌で潰せる程柔らかくしましょう。
具材は、油揚げや天ぷら等の油ものは避け、ネギやニンジン等の野菜を使う事がお勧めです。
又、卵は茹ですぎたものより半熟の方が消化が良いですよ。
うどんは赤ちゃんの離乳食にも使われる程消化に良いですので、具材にだけ気を付けて胃を休ませてあげましょう。
最後に
今回は、麺類別で消化の良し悪しをご紹介してきましたがご参考になりましたか?
胃の調子が悪い時や、風邪を引いている時に麺類を食べたくなる事があると思います。
そんな時は、麺の種類や調理法を良く考えて食べましょうね!
中でもうどん・蕎麦・そうめんがお勧めですよ。
この記事をご参考に、ぜひ胃に優しい生活を送りましょう!!