春になると、公園や近所のお家から、花の良い香りがしてきますよね。
香りに誘われて、ふと見上げると、白く可憐な花が!
しかし、この白い花は白木蓮なのか・・・?
それとも、こぶしの花なのか・・・?
あなたはその違いを見分ける事ができますか??
そこで今回は、白木蓮とこぶしの花の違いをご紹介します。
又、白木蓮の花言葉がとても素敵だったので、花言葉のご紹介もしていきますね!
白木蓮ってどんな植物??花言葉が素敵って本当なの!?
白木蓮(ハクモクレン)は、モクレン科、モクレン属の植物です。
3月初旬(3/10)~4月初旬(4/10)前後に、一斉に白い花が咲き、素敵な香りを放ちます。
しかし、3日程しか咲いていられないので、白木蓮を見たい方は、こまめに確認しておきましょう。
美しい花の寿命は短いですね・・・。
白木蓮の仲間として「紫木蓮」や「桜木蓮」もあり、どれも素晴らしい花を付けますので、こちらも要チェックですよ。
そんな白木蓮は「高潔な心」「慈悲」といった花言葉を持っています。
高潔というのは、「気高く、立派で、穢れのない事」という意味です。
素敵過ぎますよね!
恋人やご家族の方にプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
こぶしはどんな植物??こぶしの花言葉も素敵でした!!
こぶしも白木蓮と同様で、モクレン科、モクレン属の植物です。
昔は、こぶしの花が咲くと田植えを始めた事から、「田打桜(たうちざくら)」という別名も持っているのですよ。
3月中旬(3/15)~4月中旬(4/15)前後が開花時期で、可憐な白い花が咲きます。
こぶしの花言葉は、人との繋がりを表す言葉が多く、「友情」「友愛」「信頼」「歓迎」「愛らしさ」という意味を持っています。
親友のお誕生日や、信頼できる人へのプレゼントにオススメですよ!
白木蓮とこぶしの見分け方はあるの?正しく知って花を楽しもう!!
白木蓮とこぶしは、非常に良く似ています。
又、開花時期も近いので、より間違えやすいと思います。
ここでは、白木蓮とこぶしの見分け方を、細かくご紹介していきますね。
*花の咲く時期*
白木蓮は、3月10日~4月10日前後が開花時期なのに対し、こぶしは、3月15日~4月15日前後が開花時期です。
こぶしの方が、白木蓮より5日~1週間程遅いです。
しかし、開花時期が近い為、日付での区別は難しいかもしれませんね。
*花びら*
花びらは、白木蓮の方が大きく、厚みがあります。
1つの花に、6~9枚の花びらが付いています。
こぶしの花びらは、やや小さめで、幅が狭く、厚みもないのが特徴です。
1つの花に、10数枚の花びらが付いています。
*花の咲き方*
白木蓮は、上向きか、斜め上を向き、花びらが閉じている様な形で咲きますので、全開はしません。
又、花の先が全て北を向くという性質を持っていて、「コンパス・フラワー」という別名もあるのです。
太陽の光を受け、南側の花びらが膨らみ、花先は北側を向きますので、こぶしとの見分けが付きやすいと思います。
それに対しこぶしは、横向きや、斜め上等、様々な方向を向いて咲きます。
*葉*
白木蓮は、花が咲いている間は、葉を付けません。
しかし、こぶしは、花の下に4~5cm程の葉を、1枚だけ付けます。
開花時の葉の有無も、白木蓮とこぶしの大きな違いですね。
いかがですか?
上記でご紹介した特徴を知っていると、白木蓮とこぶしの見分けが付きそうですね。
最後に
今回は、白木蓮とこぶしの花の違いや、花言葉をご紹介してきましたがご参考になりましたか?
春になると、様々な花が咲きますが、白木蓮やこぶしも美しい花を付けますよね。
この2つの植物の違いをしっかり知る事で、より花を楽しむ事ができると思います。
又、花言葉から見ても、白木蓮とこぶしは素敵な花です。
たまには、大切な方へプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
花に言葉を添えると、より喜ばれると思いますよ!
花を良く知り、日常に取り入れてみて下さいね。