多くの栄養分が含まれているレモン!!
女性にも嬉しいデトックス効果やダイエット効果、免疫力を高め風邪を予防してくれる効果もある優秀な果物です。
輪切りやはちみつ漬けにしていると、毎日でも簡単に取り入れる事ができますよね。
しかし、皆さまは、レモンの正しい保存方法をご存知ですか?
冷蔵庫?冷凍庫?どっちが日持ちするの?と疑問が出てくると思います。
そこで今回は、レモンを保存する時は冷蔵庫か冷凍庫どちらが良いのか?
目次
レモンの冷蔵庫での保存方法は?
レモンは6℃~8℃が保存に適した温度で、4℃以下になると味が落ちてしまいます。
レモンを丸ごと保存する場合は、ラップか新聞紙に包み、空気を抜いて保存袋に密封し野菜室で保存します。
半分に切ったレモンは、ラップに包んで保存袋に入れる方法でも構いませんが、もっと長持ちさせる方法もあります。
レモンがギリギリ入る幅のコップに少量の水を入れて、レモンの切り口を下に向けて入れ、上からラップをし野菜室で保存します。
ここで重要なのは、レモンの切り口が水に浸からない様にする事です。
ですので、レモンがギリギリ入る幅のコップを使って、レモンと水が触れない様に浮かせて保存して下さいね。
輪切りのレモンは、タッパーかラップに包んで保存します。
もしくは、必要な分だけ輪切りにして、残った方の切り口はラップで密封する方法でも保存が可能です。
輪切りは長期保存に向いていませんので、長期になる場合は冷凍保存にしましょう。
保存期間は、レモン丸ごとの場合は国産で2週間程、輸入の物で1か月程です。
半分に切ったレモンは5日程、輪切りのレモンは1日で使う様にしましょう。
レモンを冷蔵庫で保存する際は、乾燥を避ける為にしっかり密封し、野菜室で保存しましょうね。
レモンの冷凍庫での保存方法は?
レモンを長期保存したい場合は冷凍庫での保存にしましょう。
レモンを洗い水気を取ってから輪切りにし、タッパーか保存袋に入れます。
その際は、できるだけレモンを平らに並べ、しっかり空気を抜いてから冷凍しましょう。
冷凍庫に入れ1時間程経ってから、レモンが入った容器か袋を取り出し、軽くほぐして、また冷凍庫に入れる作業を2~3回行っておくと、レモン同士がくっついてしまうのを防ぐ事ができます。
使う時は自然解凍しておきましょう。
レモンは冷凍保存だと1か月程日持ちします。
国産のレモンと輸入のレモンの違いと、レモンの選び方
輸入のレモンは防腐処理がされていますので長持ちします。
そして、賞味期限が短いですが、国産のレモンの方が風味は良いです。
輸入のレモンを使う際、防腐剤等が気になる方は、良く洗うか、皮を剥いてから使う事がお勧めです。
美味しいレモンの選び方ですが、レモンはみずみずしい事が大切ですので、皮にハリと艶がある物で、色むらがない物を選びましょう。
触った時に重みがあり、皮に弾力がある物や、ヘタの部分が緑色の物も良いでしょう。
又、香りが良い物は新鮮な証拠ですので選ぶ基準にして下さい。
レモンのはちみつ漬けの作り方と、保存方法・保存期間
レモンのはちみつ漬けは、風邪予防や疲労回復等の素晴らしい効果があり、スポーツ選手でも取り入れている方が多いです。
そんなレモンのはちみつ漬けは、雑菌に注意しながら作ると、冷蔵庫で半年程日持ちします。
はちみつには強い殺菌作用がありますので、半年という長期保存が可能なのです。
作り方ですが、レモンをお好きな幅に輪切りにします。
皮が苦手な方は皮を剥いても構いません。
又、種は取っておいた方が食べやすいです。
そして、煮沸消毒した瓶等の容器に隙間なくレモンを詰め、レモンが完全に浸かるまではちみつを入れて完成です。
漬けてから2~3日程は、レモンとはちみつが分離してくると思いますので、冷蔵庫から取り出し清潔なスプーン等で瓶の中をかき混ぜる様にしましょう。
レモンの農薬が気になる方は!?
レモンを皮ごとはちみつ漬けにしたい方の中には、農薬や防腐剤が気になる方もいらっしゃると思います。
ここでは、レモンの洗い方を2通りご紹介しますね。
*ボウルにレモンと水を入れ、食用の重曹を大さじ2杯程ふりかけ、新しいスポンジでレモンをこすります。
次に、ボールの中の水を入れ替え、1分ほど漬け置きした後、流水で洗い流します。
*ボウルに水を張り、塩大さじ4杯・レモン半分程のレモン汁を入れて混ぜ、レモンを10分ほど漬け置きした後、新しいスポンジでレモンを洗います。
この作業で、全ての農薬や防腐剤が洗い流せるわけではありませんが、何もしないよりかは良いと思います。
保存容器にも準備が必要!
レモンのはちみつ漬けを保存するには、密封できる瓶がお勧めですが、その瓶を煮沸消毒する事を忘れてはいけません。
煮沸消毒の方法は、瓶がゆったり入る鍋に瓶が浸かる程の水を入れます。
そこに洗剤で洗った瓶を入れ強火で加熱していきます。
90℃以上の温度で5分以上煮て、トングや耐熱手袋で瓶を取り出し、清潔な布の上に逆さまにして置き、余熱で乾燥させます。
瓶を取り出す際は火傷に注意して下さいね。
又、瓶の蓋は変形やパッキンの劣化を避ける為に、80℃程の温度で2~3分浸け、瓶と同様に逆さまに置いて余熱で乾燥させます。
しっかり消毒する事で、雑菌の繁殖を抑える事ができますので、長期保存する場合は必ず行って下さいね。
最後に
今回は、レモンの保存方法やレモンのはちみつ漬けについてご紹介しましたが、ご参考になりましたか?
レモンの保存は、乾燥させない様にしっかり密封し、野菜室か冷凍庫で保存して下さいね。
又、レモンのはちみつ漬けがあると、レモネードやレモンスカッシュも作れますし、紅茶に浮かべて楽しむ事もできますのでとてもお勧めです。