平昌五輪で初のメダルを獲得したカーリング女子が、そのルックスと可愛い北海道弁で注目を集めていますよね。
そんなカーリング女子は、試合中に「そだねー」と声を掛け合っているのですが、その意味が知りたいという方も多くいらっしゃると思います。
そこで今回は、可愛いと大注目の「そだねー」の意味についてご紹介していきます。
「そだねー」の意味は?これって北海道弁なの??
カーリング女子の「そだねー」という方言が可愛いと話題になっていますが、これには「そうだね」という意味があります。
A:「こっち曲がってないんだよね」 B:「そだねー(そうだね)」という感じですね。
目上の人に使うものではなく、近しい人との会話の中で使われる相槌なのです。
しかしネット上では、「そだねー」を方言とは言わない!という声がたくさん上がっているのも事実です。
そこで北海道民の方々の意見を調査してみた所、方言と言うよりは北海道特有のイントネーションと言った方が正しいようです。
北海道では、言葉の語尾を上げながら伸ばすという特徴があるようですね。
よって、「そだねー」は方言ではなく、特有のイントネーション・訛りと覚えておくといいでしょう。
カーリング女子が使う「押ささる」も方言だった!?その意味とは?
カーリング女子から話題になったのは「そだねー」だけでなく、「押ささる」という言葉ですよね。
こちらはイントネーションという感じではない為、方言と言ってもいいでしょう。
これは「押す」という言葉に、「さる」という言葉が繋がったもので、「〇〇さる」というのは「〇〇する事ができる」「〇〇されてしまう(意図せずにそうなってしまう)」という意味があります。
つまり、「押ささる」というのは「押す事ができる」「押されてしまう」という事なのです。
北海道民には「押ささる」という使い方が定番だそうですが、他にも「動詞+さる」と組み合わせて使う事もあるそうですよ。
北海道弁はまだまだある!可愛い北海道弁をご紹介します!!
*「おばん(晩)です」*
「こんばんは」という意味。
*したら・したっけ*
「そうしたら」という意味。
「したら〇〇で集合ね」という風に使う。
又、帰り際の挨拶として「したらねー(じゃあね・またね)」と使う事もある。
*「なんも」*
「気にしないで」「大丈夫」という意味。
「有難う」や「すみません」と言われた時に「なんも、なんも」と返事をする。
*「んでね」*
「それでね」という風に、言葉の繋ぎとして使う。
関東でいう「それでね」、関西でいう「ほんでな」と同じ。
*「いいっしょやー」*
「いいでしょ?」という意味。
主に、おねだりする時に使う。
*「めんこい」*
「可愛い」という意味。
「そのネイルめんこいね」「めんこい人形だね」という風に使う。
*「こちょばい(もちょこい)」「こちょばす(もちょがす)」*
「くすぐる」や「くすぐったい」という意味。
「これ、こちょばいでしょ?」「足の裏をもちょがす」という風に使う。
*「あずましい」*
心地よいという意味。
「この部屋あずましいね」という風に使う。
*「かっちゃく」*
「ひっかく」という意味。
「ここかっちゃいたんだ、痕が残っている」という風に使う。
*「けっぱる」*
「頑張る」という意味。
「けっぱって行っておいで」「今日もお仕事けっぱって」という風に使う。
*「こんつける」*
「ふくれる」「すねる」という意味。
「そんなにこんつけて、どうしたの?」という風に使う。
上記の他にも北海道弁はたくさんありますし、標準語とは違ったイントネーションで話す事もあります。
最後に
今回は、カーリング女子で注目されるようになった北海道弁についてご紹介してきましたが、ご参考になりましたか?
「そだねー」という言葉は、方言と言うよりイントネーションの違いと言った方が正しいようですね。
しかし、その言い方が可愛いという事には違いありません。
又、北海道弁には私たちが知らない言葉がたくさんあります。
この記事で北海道弁について気になった方は、ぜひチェックしてみて下さいね。
可愛い北海道弁を知り、素敵な北海道をもっと好きになりましょう!