Pocket

何かとバタバタしてしまう、忙しい朝。

いつもだったら、余ったご飯は、タッパー等に移し替えているのに、今日は炊飯器のスイッチを切り忘れて、外出してしまった・・・。

家に帰るのは、10時間後だけど、保温機能だと、そんなに電気代掛からないよね!

そう思われている皆さま。

保温機能は便利ですが、切り忘れにはご注意下さい!

実は、意外と電気代が掛かっていますよ。

今回は、炊飯器の保温機能は、1時間でどのくらいの電気代が掛かるのか、電気代の計算法・節約術も合わせてご紹介していきます!
スポンサードリンク


炊飯器の保温機能、1時間に掛かる電気代はいくらなの?

%e7%82%8a%e9%a3%af%e5%99%a8

意外と知らなかった、保温機能の電気代は、一般的な炊飯器ですと、1時間あたり約0.4円です。

細かくしますと、3合で約0.38円、5.5合で約0.40円です。

ですので、10時間の切り忘れで、約4円の電気代が掛かってしまいます。

パッと見ただけでは、そこまで高い金額ではありませんが、それが月間になると120円、年間ですと1,440円にもなります。

切り忘れに限らず、朝に炊飯しておき、晩ご飯時まで保温しておくご家庭も、見直してみてはいかがでしょうか?

1円でも節約したい方は、保温機能を使う時間を、短くする事をオススメします。

炊飯器の電気代の計算式

%e9%9b%bb%e5%8a%9b

炊飯器の電気代(炊飯時&保温時)

【炊飯時の消費電力量(Wh)×炊飯回数+保温の消費電力量(Wh/h)×保温時間(h)】×電力使用量単価(円/kWh)=炊飯器の電気代

という式になります。

炊飯器の機種や何合炊飯するか、電力会社の契約プラン等で、電気代は各ご家庭で変わってきますので、式に合わせて、ぜひ計算してみて下さい。

炊飯器の消費電力量は、取扱説明書に載っている物がほとんどです。

こちらもぜひご参考に

h(アワー/時間)・・・機器の使用時間です。

W(ワット)・・・機器を動かすのに、必要な電力の事です。

kW(キロワット)・・・電力を表す単位です。

1,000W(ワット)が1kW(キロワット)です。

Wh(ワットアワー)・・・電力量を表す単位です。

ワットアワー(Wh)は、W(ワット)×h(アワー/時間)で求める事ができます。

kWh(キロワットアワー)・・・kW(キロワット)とh(アワー/時間)を合わせた単位です。

1kWh(キロワットアワー)で考えると、1kW(キロワット)を1h(アワー/時間)使用した時の消費電力量です。
スポンサードリンク


炊飯器の保温機能を節約する方法

%e8%b2%af%e9%87%91

節約の為に、保温機能を使わない場合、毎回ご飯を炊飯するの?と思われている方もいらっしゃると思います。

しかし、1回の炊飯(3合とします)で、約2.5円の電気代が掛かりますので、朝・昼・晩と3回炊くと、1日約7.5円掛かってしまいます。

これですと、10時間保温するより高くなってしまいます。

そこで、登場するのが電子レンジです。

1度ご飯を炊き、冷凍する事で、保温機能を使う必要はありませんし、長持ちもします。

食べる時は、500Wで約3分、電子レンジでチンして解凍します。

その際にかかる電気代は、約1.5円ですので、ご飯を保温し続けるより安くなります。

朝・昼・晩と3回炊飯(3合とします)し、保温は使わない場合→ 炊飯 約2.5円 × 3回=約7.5円

朝食時の6時に炊飯し、夕食時の18時まで10時間保温(3合とします)する場合→ 炊飯 約2.5円 + 保温電気代 約4円=約6.5円

朝食時に一度炊飯し、昼・夜は電子レンジを使う場合→ 炊飯 約2.5円 + 500W3分が2回ずつ 約3円=約5.5円

このように、電子レンジを使うと、最も節約になります。

最後に

今回は、炊飯器の保温機能の電気代について、ご紹介してきましたが、節約のご参考になりましたか?

計算が苦手という方には、電気代を計算してくれるスマホアプリもありますので、使用してみるのも良いかもしれません。

電気代は1日で見ると、ほんの少しの額ですが、年間で見ると結構嵩んでしまいます。

いつも何気なく使っている保温機能、見直しのチャンスかもしれませんね。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Pocket