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30年ぶりの快挙!ということで

若干14才、中学生のプロ棋士、藤井聡太四段が

第30期竜王戦決勝トーナメントにて

29連勝を達成するというニュースが飛び込んできましたね。

正直、この藤井聡太4段のことがニュースにならなければ

将棋へ興味を持つこともなかったという方も多いのではないでしょうか。

また、14才で活躍される姿を見て、

小学生や中学生の間でも将棋ブームが巻き起こっています。

将棋は、持ち時間が設けられていたり、駒の動きを覚えなくてはならなかったり

ルールが難しそうですが、

初心者でもわかる将棋のルールとして、ネットや書籍でも

持ち時間のことや、将棋のルールが説明されているようです。

初心者でもわかるのであれば、

今からでも挑戦してみたいと思いませんか?

年代を超えて、様々な人と交わることが出来る将棋。

とっつきにくいイメージがありますが

興味を持ってもらえるように、そのルールについてご説明します!
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難しい!?将棋のルール

将棋は、何といっても日本で独特の発展を遂げたゲームなのです。

縦9列、横9列の81マスの盤の上で駒を動かしながらプレイします。

駒にはそれぞれに、動ける範囲が決められていて、

駒を動かしながら、相手の駒に重ねることで

相手の駒を「取る」ことができます。

動かす駒の種類は8種類です。

勝ち負けは、

・どちらかの王将が取られる

・持ち時間がいっぱいになって時間切れになる

・ごちらかの、動かせる駒がなくなり「参りました」と降参する

という3つのうちのいずれかで決定します。

そもそもが、相手の王将を取ることを目的としているゲームなので

次の手で、相手から王将が取られる!という場面では、

王将を取られないように、取られない場所に逃がす必要があります。

鬼ごっこのように逃げて、追いかけて対戦していくのです。

持ち時間・・・ってどういうこと??

王将を取られてはいけない!とそっちにばかり気が向いていると

もう一つ、重要な落とし穴もあります。

それが、将棋のルールの一つ「持ち時間」です。

大会によって、その持ち時間は様々ですが、

10分、30分、60分と持ち時間を設定していくことが多いようです。

持ち時間を消費しながら対局が進んでいきます。

例えば、

持ち時間を10分に設定して対局したとします。

相手が駒を動かして、

自分の番が回ってきてから実際に駒を動かすまでに、

20秒かかってしまったとします。

自分の持ち時間を20秒消費したことになりますので、

持ち時間の残りは、9分40秒になります。

このように、自分の持ち時間を全て消費してしまった場合には、どうなってしまうのでしょうか?

消費後の流れとしては2つのパターンがあります。

1、持ち時間いっぱいで「切れ負け」といってそのまま負けが決定してしまう。

2、「秒読み」と言って、10秒、30秒、60秒など、予め設定された

秒読みの時間がある場合には、

その決められた「秒読み」時間の中で、駒を動かすことができます。

秒読みの時間は自分の番がくるたびに与えられます。

しかし、その時間内に駒を動かすことができなければ負けとなります。
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禁止されていること

絶対にやってはいけない駒の動きや、やってはいけない禁じ手

というのも存在しています。

一部例外もありますが、ほどんどの場合には、

これをやってしまうと、一発で負けが決定してしまいます。

やってはいけない駒の動かし方としては、

まずは、自分の駒があるところに、他の駒を打つことはできません。

つぎに、自分の駒を超えて前に進むこともできません。

駒の種類によっては、1マスだけではなく

好きなだけ、駒を動かすことが出来るものもあります。

しかし、その駒を動かす場合にも、

一番前(相手側)まで進んでいる自分の駒よりも

前に動かすことは出来ないのです。

また、禁じ手となる駒の動かし方もあります。

・「歩」の駒を同じ列に2個並べて指す

・これ以上動かすことができなくなるように指す

(前に進むことしかできない駒をマスの一番向こうまで指すなど)

・相手から取った「歩」を使って、王将の動きを封じる

・同じ局面を繰り返す(4回繰り返すと先攻と後攻が入れ替わる)

・本来の駒の動きではない指し方

・王手(王将が取られそう)なのに、王将を逃がさない

・待ったをかける

駒が動ける範囲はきめられていますが、

このようなルールによって、さらに駒を動かせる範囲は制限されるのです。

将棋を指す場合には、次の一手だけではなくて

二手、三手先まで考えて駒を慎重に指していく必要があるのです。

一手分を考えるだけであればそこまで難しくないのかもしれません。

しかし、相手の出方を予測しながら、先の手まで考える

という中で、持ち時間もどんどん無くなってしまうのです。

最後に

まだまだ、将棋には細かいルールがいくつかあります。

駒の成り方といって、相手の陣地に入ると駒をひっくり返すことができます。

裏返った駒のことを成っているといい、より強い駒になります。

しかし、一度成った駒は元に戻ることはできません。

なので、陣地に入ったからと言っても、

そのままの動きの方が使いやすい場合にはそのまま使うこともできます。

いかがでしょうか。

一度聞いただけでは、なんだかよく分からなくて、

やっぱり難しいですね・・・

しかし、少し覚えているだけでも

違う世代の人とコミュニケーションをとることが出来て

便利なゲームかもしれません。

みなさんもぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

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