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みなさんはお肉といえば、どのような調理方法で食べるのがお好きですか?
疲れた時や頑張ったときのご褒美に、ステーキを食べたいという方も多いですよね。
でもやっぱりそうそう高級なお肉ばかり食べる訳にはいきません。
そんな方に朗報です!
固い肉でも、調理次第で上質なステーキのように柔らかくする方法があるんです!

重曹を使った調理方法で、固い肉を上質なステーキ肉のように柔らかくする方法をご紹介します。
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固い肉にさよなら!重曹で固い肉を柔らかくする方法とは・・・


そもそも、重曹とはどんなものなのでしょうか。
最近良くその名前を耳しませんか?
お掃除にも使える、うがいにも使える、消臭剤としても使えるその上、調理にも使える!
こんなに色々なことに使えるなんて、やたらと万能というイメージです。

その重曹を使って固い肉を柔らかくする方法とは・・・
固い肉を重曹水に2時間ほど漬けこむだけ!
筋切りなどの下処理も必要ありません。
上質のステーキのように柔らかくする方法が、まさかこんなに簡単な調理方法だったとは驚きですね。

◆重層水の作り方◆
水・・・・・400㏄
重曹・・・・小さじ 1
塩・・・・・小さじ 1
この3つをよく混ぜれば出来上がりです。
重曹は苦みがあるので、そのまま調理するのではなく、固い肉を漬け込んだあとは必ず水で洗い流して調理してください。

実際にこの方法で固い肉を焼いてみると、調理方法は簡単だし固い肉は柔らかくなるし・・・なぜ今まで知らなかったのかと悔しい気持ちにすらなります。

重曹の豆知識


こんなに万能な重曹ですが、頑固な汚れも落とせる、うがいで殺菌効果もあると聞くと、体に害があるのではとその安全面も気になりませんか?
そんな方のために、重曹について少しご紹介します。
重曹と一言でいっても、用途に合わせて3種類の重曹が販売されています。
◆薬用の重曹◆
パッケージには、炭酸水素ナトリウムと記載されていて、100%近くまで精製してあり純度が高いです。
一般家庭ではうがいなどに使うのに適しています。
その他にもティースプーンに半分~1杯の重曹を、コップ1杯の水に溶かして飲むと、胸やけにも効果があるようです。

◆調理用の重曹◆
薬用の重曹ほどは精製されていなくて、キメも薬用の重曹と比べると粗くなっています。
パンを焼くときに使うベーキングパウダーの代用品として使われることもありますね。
調理用の重曹はベーキングパウダーととても似ています。
というのもベーキングパウダーは、重曹をベースに作られていて、匂いや色を押さえたり味を良くしたりしてあるもののようです。

◆工業用(掃除用)の重曹◆
工業用(掃除用)の重曹は精製されていない重曹になります。
精製されていないということで、キメも粗いのでクレンザーのように掃除に活用することができます。
工業用(掃除用)の重曹は、口にはしない方がよいでしょう。

3つの重曹の違いは、精製をどの程度行うかというところでした。

元々の物質は同じものということですね。
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こんな調理方法も

重曹の使い方ですが、重層水に漬けこむ方法のほかにも、重曹そのものを固い肉に揉み込む方法もあります。
その場合には、重曹小さじ1程度を固い肉に揉み込みます。その際サラダ油も一緒に絡めます。
揉み込んだあとは、先ほどの重曹水の時と同様に2時間ほど冷蔵庫で休めて、水で洗い流して調理します。

どちらの使い方がご自身に合っているのか、両方試してみてはいかがでしょうか。

また、固い肉に重曹を使う調理方法は、牛肉だけではなくて鶏肉や豚肉にも応用できます。
焼く前の下処理としてだけではなくて、煮込み料理の下処理としてもぜひ使ってみてください。

最後に

重曹を使った固い肉を柔らかくする方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
節約をしていて安い食材を使っていたとしても、工夫次第で充分においしいものをいただくことができます。
節約というと我慢しているという印象を受けますが、裏技を使ったり工夫をすることで、そんな気持ちもなくなってお料理を楽しむことができそうですね。

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