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皆様は激しい胃痛、嘔吐や下痢といった症状が急におこる急性胃腸炎という病気を発症した経験はありませんか?

この急性胃腸炎の多くはウイルスや細菌による感染が原因の感染性胃腸炎とされていますが注意したいのが、潜伏期間があるということです。

また、赤ちゃんや子供がなってしまった場合、どう対処すればいいのかわからないという方も多いはず。

それでは今回は急性胃腸炎の症状と潜伏期間、赤ちゃんや子供がなってしまった場合の対処法などをご紹介していきます。
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急性胃腸炎の原因や症状、潜伏期間とは?

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急性胃腸炎の原因は主に5つあります。

1、ノロウイルス・ロタウイルス・アデノウイルスなどのウイルス感染によるもの
2、サルモネラ菌・病原性大腸菌などの細菌感染によるもの
3、暴飲暴食
4、薬物の多量摂取
5、ストレス性のもの

症状は嘔吐・下痢、血便、胃痛や腹痛、発熱や倦怠感、胃のむかつきなどで、子供には痙攣が現れる場合もあります。

潜伏期間は1日~3日程度で発症することがほとんどです。

子供や赤ちゃんがなってしまった場合の対処法

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まず小児科などの医療機関に連絡し、医師の指示を仰ぎましょう。

軽度の場合は自宅で安静にし、自然に回復するのを待ちます。

細菌感染によるものであれば、抗生物質の投与や点滴を行い、重症の場合は入院になる可能性もあります。

自宅療養になった場合は感染や再発を防ぐために元気であっても外出は避け、自宅で安静にさせましょう。

その際、嘔吐や下痢が続くと脱水症状になりやすいのでイオン飲料や経口補水液などの水分をこまめに補給してあげることも大切です。

特に経口補水液は胃腸の負担が少ない上、体内に水分を吸収しやすいという利点から「点滴と同等の効果がある」といわれるほど効果的なのでおすすめです。

もし手に入らない場合は自宅で手作りもできるので、レシピをご紹介します。

・砂糖40グラム
・塩 5グラム
・水+果汁=1リットル

これらを混ぜ合わせるだけです。

おすすめの果物は消化機能を促すりんごや、ビタミンCの豊富なみかんです。

食事は乳幼児なら母乳や通常よりも薄めのミルク、離乳している場合はおかゆや野菜をやわらかくなるまで煮たものなど消化によいものがいいでしょう。

あまりにも脱水症状がひどく、次のような症状が現れた場合はすぐに病院を受診しましょう。

1、おしっこの量や回数が少ない
2、唇、口の中、皮膚が乾燥している
3、顔色が悪い
4、泣いても涙が出ていない
5、皮膚に張りがない
6、食事や水分を全く受け付けない

7、ぐったりしている
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知らないとやってしまいがちな対処

つらい症状を緩和するためについ市販の下痢止めや吐き気止めを飲んでしまいたくなりますが、下痢や嘔吐といった行為は体内の細菌やウイルスを体の外に出す防衛反応なのでやめましょう。

飲んでしまうと体内の細菌やウイルスが再び繁殖して症状が悪化してしまい、回復を遅らせてしまうので逆効果です。

薬を服用する際は医師の診断の下、処方された薬を服用しましょう。

また、下痢や嘔吐が治まったからといって普通の食事にすぐに戻さないようにしましょう。

これは症状が治まってからも胃腸機能が完全に回復するまでに時間がかかるため、おかゆやすりおろしたりんごなど消化によいものをしばらくは摂るようにしましょう。

急性胃腸炎の予防法

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感染性の胃腸炎を予防するのは簡単なことではありませんが、同じ家に住む家族が感染してしまうと、家族全員感染してしまう危険性もあるため、日頃からすべき予防策を徹底しましょう。

まず、外出したら石鹸やハンドソープをよく泡立ててから爪や指の間まで30秒かけて手洗いします。

加熱の必要な食品は充分に中まで火を通すことと、調理器具の消毒もこまめにするようにしましょう。

最後に

今回は急性胃腸炎についてご紹介しましたが、参考になりましたか?

日頃の手洗いを入念にしたり、調理器具を清潔に保つことを気をつける。

これだけでもウイルスの感染は確実に防げると思います。

自分を守るため、また大切な家族を守るためにも気をつけていきたいですね。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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