健康や美容の為にファスティングを始めようと思っている皆さま、そしてファスティング中の皆さま!!
ファスティングには、回復食が非常に大切という事はご存知ですか?
回復食に失敗すると体に大きな負担をかけてしまいますし、リバウンドの可能性も出てきます。
特に大切なのは、回復食期間1日目や2日目のメニューです。
そこで今回は、回復食で失敗しない為のコツをご紹介します!
ファスティング後の回復食が大切な理由とは?
健康や美容に大きな効果があるファスティングですが、断食中だけでなく回復食にも注意が必要です。
ファスティングを行うと、内臓機能は休んでいる状態です。
よってファスティング後に、いきなり普段通りの食事内容にすると内臓に大きな負担がかかってしまうのです。
脂っこい物・甘い物はもちろん、固形物を口にするだけでも消化不良を起こす可能性があります。
徐々に体を慣らしていく事が、ファスティング成功のポイントなのですよ!
回復食期間は、基本的に「ファスティング日数=回復食を食べる日数」です。
例えば、ファスティングを3日間行ったのなら、回復食も3日間食べるという事です。
ご自身の体調と相談しながら期間を調節していきましょう。
そして、ダイエット目的でファスティングを行った方はもう1点注意すべき事があります。
断食中は体が栄養素を取り入れる量が少なくなりますよね。
すると回復食期間は、ファスティング前よりも栄養素を吸収しやすくなります。
よって回復食を多くしてしまう事はリバウンドにも繋がってしまうのですよ。
味付けや量に注意して、回復食期間を過ごしましょうね。
1日目~3日目の回復食メニューをご紹介!
1日目
朝→重湯 昼→おかゆ&具なし味噌汁 夜→おかゆ&具なし味噌汁
回復食は重湯から始める事がベストです。
重湯は水分や糖分を効率的に摂取できますよ。
1日目の昼からはおかゆを食べても構いません。
味が欲しい場合は梅干しと一緒に食べましょう。
味噌汁は具材をいれず、薄味で作りましょう。
2日目
朝→おかゆ&味噌汁(野菜スープ) 昼→おかゆ&味噌汁(野菜スープ)&温野菜 夜→おかゆ&味噌汁(野菜スープ)&野菜やひじき等の煮物
2日目の朝からは、汁物に具材を入れても構いません。
しかし、消化の良い豆腐や大根を選びましょう。
消化をより効率的に行える様に具材は小さくカットしましょうね。
昼は、蒸し野菜やボイルした野菜も取り入れてみましょう。
その際は濃い味の調味料を使うのではなく、塩やポン酢で食べて下さい。
夜は、おかずも追加可能です。
野菜やひじき等の煮物がお勧めです。
煮物は小鉢程度の少量を目安に食べて下さい。
調理の際は具材を柔らかく煮て、薄い味付けにしましょうね。
3日目
朝→ごはん&味噌汁(野菜スープ)&野菜の煮物や冷奴等 昼→ごはん&味噌汁(野菜スープ)&野菜の煮物等 夜→ごはん&味噌汁(野菜スープ)&野菜の煮物等
3日目からごはんを食べても構いません。
量は普段の半分以下にして下さいね。
冷奴の代わりを納豆にしてみるのもお勧めですよ。
昼はうどんやおそばを食べるのも良いですよ。
その際は柔らかく茹で、トッピングは野菜にしましょう。
脂っこい物は避けて下さいね。
ファスティング後の3日間は、上記の様なメニューにしましょう。
その後、体と相談しながら徐々に普段の食事に戻していきます。
体に負担がかかりそうと感じるのなら、「1日目は重湯にする」「固形物は2日目以降にする」等して調節して下さい。
回復食期間に避けるべき食べ物や嗜好品はコレ!
回復食期間中に避けるべき物をご紹介していきますね。
・味が濃い物 ・刺激物 ・揚げ物等の脂っこい物 ・マヨネーズやドレッシング等の調味料
・パンやクラッカー等の小麦粉製品 ・肉&魚&卵&乳製品等の動物性食品
・コーヒー ・お菓子 等
基本的に消化の悪い物全般は避けましょう。
又、内臓に刺激を与えてしまいますので、お酒やタバコも我慢する様に心掛けて下さいね。
これらを避けて、体に優しい回復食期間を送りましょう。
最後に
今回は、ファスティング後の回復食に失敗しない為のポイントやメニューをご紹介してきましたがご参考になりましたか?
ファスティング後は必ず「消化の良い物」「内臓に負担をかけない物」を選んで食べましょう。
せっかく断食を頑張ったのに、回復食で失敗しない様に注意して下さい。
健康や美容の為に、ぜひファスティングを成功させましょうね!!