Pocket

皆様「お久しぶりです」と「ご無沙汰です」の使い分けをどうしていますか?

この2つは、一見同じ様に思えますが、実は意味が違います。

同僚や友人に使えるのはどっち?目上の方や上司に使えるのはどっち?

気になってきますよね。

そこで今回は「お久しぶりです」と「ご無沙汰です」の違いをご紹介します!

目上の方や上司に使う際、失礼があるといけませんので、ぜひ最後までご覧下さいね。
スポンサードリンク


「お久しぶりです」の意味とは!?どんな立場の人に使うの?

「お久しぶりです」という言葉は「前にお会いしてから随分時間が経ってしまいましたね」という意味です。

「こまめに連絡を取っていたが会ったのは久しぶり」という場合に使う言葉なんですよ。

つまり、連絡も取っておらず久しぶりに会った時に、使うべき言葉ではありません。

又、「お久しぶりです」という言葉には、「会えて嬉しいです」という喜びの気持ちが込められています。

よって、友人や同僚等、対等な立場にいる人に、気軽に使える言葉です。

親しい目上の方に使う際は「お久しぶりでございます。」と丁寧な言い方に変えましょうね。

「ご無沙汰です」の意味とは!?どんな立場の人に使うの?

「ご無沙汰です」とは、手紙・メール・電話等の連絡が一切ないという意味の「沙汰が無い」からできた言葉です。

「沙汰が無い」に丁寧語である「ご」を付けて「ご無沙汰です」となったのですよ。

この「ご無沙汰です」には、「こちらからご連絡せず、申し訳ございません」という謝罪の気持ちが込められています。

つまり、お詫びの言葉という事です。

友人や同僚に使うには、少々堅苦しいですので、目上の人や上司に使うべき言葉ですね。

「お久しぶりです」と「ご無沙汰です」の使い方とは?間違って使うと失礼になる!!

*「お久しぶりです」の正しい使い方とは?*

「お電話ではお話していましたが、お会いするのはお久しぶりですね。」

「会ったのは久しぶりだね」

「手紙では連絡を取っていたけど、電話で声を聞くのは久しぶりだね。」

*「お久しぶりです」の間違った使い方とは?*

「お久しぶりで申し訳ございません。」

*「ご無沙汰です」の正しい使い方とは?*

「ご無沙汰しております。」

「ご無沙汰しておりますが、お変わりなくお過ごしのことと存じます。」

「ご無沙汰しており、申し訳ございません。」

「大変ご無沙汰しております。」

「雑事にかまけてご無沙汰致し、申し訳ございません。」

*「ご無沙汰です」の間違った使い方とは?*

「お電話ではお話していましたが、お会いしたのはご無沙汰ですね。」

これらが「お久しぶりです」と「ご無沙汰です」の文例です。

正しく使い、相手の方に失礼がない様にしましょうね!

「しばらくぶりです」も似ている言葉!?どんな立場の人に使えるの?

「お久しぶりです」や「ご無沙汰です」の他に「しばらくぶりです」「しばらくです」等の言葉もあります。

「しばらくぶり」とは「長いと感じられる時間が経過したさま」という意味です。

「お久しぶりです」や「ご無沙汰です」と似ていますよね?

しかし、「お久しぶりです」は、自分と対等の立場の人間や親しい先輩等に使える言葉、「ご無沙汰です」は、上司や目上の方に使える言葉です。

又、ビジネスシーンでも使える言葉ますね。

それに対し「しばらくぶり」という言葉は、上司から部下に・先輩から後輩に使う言葉です。

つまり、上の立場の人が下の立場の人に使うものです。

よって、「しばらくぶり」を使う際には、ご自身の立場に十分注意して使いましょう。
スポンサードリンク


最後に

今回は「お久しぶりです」と「ご無沙汰です」の意味や違いについてご紹介してきましたがご参考になりましたか?

これらはどちらも敬語ではありますが、「ご無沙汰しております」の方が目上の方に使える言葉です。

「お久しぶりです」は、友人や親しい先輩等に気軽に使える言葉ですので、覚えておいて下さいね。

間違って使うと失礼にあたる可能性もありますので、正しい使い方をし、相手に会えた喜びや、連絡を取っていなかった謝罪の気持ちを伝えましょうね!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Pocket